私から見た、副久GOSUまでの道
有田400年事業が分岐点
有田焼が有名な佐賀県
2016年には有田焼創業400年になりました。
佐賀県が2014年ー2016年に17のプロジェクト(有田、伊万里、嬉野)に取り組みたくさんの方々が参加しました。
色んなプロジェクトがある中、社長が説明会に行って県の方から進められたのが東京のコンサルさんが会社を立て直すプロジェクトでした。
社長は自分だけが参加すると思い内容などは私には話しなどなく、その頃の私は子育て中心で仕事が楽しいとか思う事は無く、社長がしている事にもあまり興味もありませんでした。
会社と言っても、従業員さん2人と家族3人の小さな会社です。
大きな会社なら、仕事も絵付け専門、描き専門、釉がけ専門など分ける事ができますが、小さい会社などで従業員より色んな事が出来ないといけません。
結婚してから勉強し始めたので従業員さんに負けないように練習をして、仕事が楽しいとか思う余裕もなく毎日を過ごしていました。
仕事もつくったら売れる時代でもなく、3代目の社長(主人)は今後の方向性を模索する毎日を送っていました。
2014年の有田400年事業が、社長もですが私にとっても大きな分岐点だったと思います。
突然の来訪、東京のコンサルタント御一行様参上!
2014年9月良く晴れた平日の午後。
いつものように仕事をしていると、突然元気な声で「こんにちは」工場をどんどん入って来る。
6人の御一行様達、知らされていない私は誰?と横目で見ながらご挨拶。
絶対に地元の人ではない服装。(誰・誰・誰!!!)
社長と一緒に工場見学。隅から隅までずずずぃっと・・・
誰も通した事がない、古い在庫置場まで。
私が嫌がると爽やかな感じに「大丈夫です。」と
私は何が大丈夫か解らないまま、流れのままに時間が過ぎていきました。
帰られた後に社長に聞き、ようやく理解。
これが初めての【ご対面!】
今は感謝しておりますが、これから2年半。
私も勉強会に参加して胃が痛くなり、眠れない日があるなんて微塵も考えていませんでした。
Wi-Fiて何、PowerPointて何、メールて???の毎日
2014年、その頃はパソコンやWi-Fiなどありませんでした。
全て手描きで仕事していました。
コンサルさんから言われた最初の言葉、「パソコンを買って下さい、Wi-Fiつないで下さい。」
との事。
パソコンも使った事がない私、【Wi-Fiて何?】
今思うと信じられないくらいの無知だったと思います。
教えてくださった先生、感謝しております。
パソコンを買い、Wi-Fiもクリア、
揃ったところで一言、「会社の今後したいことをPowerPointで3日後迄にまとめて下さい。」
パソコンを触った事もない私にとって血も涙もないお言葉。
言葉だけで資料もなし、途方にくれた私は、社長の知人に相談。
資料の形だけをつくってもらい、文字を入力するだけにしてもらいました。
最初の資料は今見ても何を伝えたいか解らないものでした。
でもこれが出発点、これから本格的な勉強がはじまりです。
そして、GOSUをデザインしてもらった TAKT PROJECT の出会いもありました。
次回にGOSUの出来たきっかけなどお話しをしていけたらと思います。